株式市場は急速に変質していますが、初心者はやっていけますか?

株式市場の変質は誰が見ても明らかです。

それが良いか悪いかは別にして、そうなった原因や初心者が堅持すべき投資スタイルについて話ししておきましょう。

■短期投資で賭博場と化した株式市場。

株式市場の変質については、昔から株の専門家が警鐘を鳴らしています。

株式投資の自由化(個人投資家の自由な投資)が打ち出されてかなり経過しましたが、それ以来、市場における個人投資家の参入は増えつづけ、割合は3分の1を占めるまでになりました。

変質の第一は、株式市場が利益狙いの賭博場のようになってしまっていることです。

第2は、短期投資、利益狙いが横行している結果、企業の運営資金の安定化が図れなくなったことです。

■M&Aまでを含んだ株式投資の変質。

第3の変質は、株取引が秒速の売買となり、IT化に強い個人投資家と機関投資家、大手のファンド会社だけが利益をむさぼる構図ができあがってしまったことです。

また企業のM&A、グローバル化も進んでいます。

したがって質問者が言うように、「株の初心者が安心して1つの企業に投資する環境」ではなくなってしまいました。

企業に投資していても、その株式銘柄がいつ暴落するか予想がつかなくなっているからです。

■初心者であれば、まず上記のような“株式市場の変質要件”だけを冷静に受け取り、中長期の株式投資を行なうことを目的としましょう。

投資家である自分自身の信念やあり方がしっかりしていれば、株価の変動に一喜一憂して株を売買することはなくなります。

企業の成長を見定め、セオリーどおりの投資を心がけましょう。